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Posted by おてもやん at

2015年11月07日

【整備日誌】トヨタ MR2 AW11 エンジン不調(高回転時の吹き上がりが悪い)及び”排気温度警告灯”の点灯

【整備日誌】

H元年式 トヨタ MR2 型式:E-AW11

エンジン型式:4A-GZE(スーパーチャージャー)

走行距離:132.000Km


今回は高回転時にエンジンの吹き上がりが悪い症状を抱えたMR2が入庫してまいりました。






当車両はエンジン不調のご依頼でしたので、直接お客様のご自宅まで引取に伺い、エンジン不調の状況をお客様に伺ってみると、高回転域でエンジン不調の症状が出る際、併せて「排気温度警告灯」が点灯するとのことでした。






4気筒のシリンダのうち1本が失火しているようでしたが、そのまま自走で工場まで帰社して整備をすることに。


自走テスト走行にて、確かにエンジンの吹き上がりが悪く、排気温度警告灯も点灯しています。


工場へ戻りエンジン不調の原因を診断してみると、1番の「プラグコード」及び「スパークプラグ(白金プラグ)」の不良であることが判明。






これにより1気筒未燃焼ガスが排気マニホールド内で燃焼してしまい触媒内の排気温度が上昇したことが原因で、触媒コンバーターに取り付けられた排気温度センサーが異常温度を検知し、警告灯を点灯させていたようです。


お客様へその旨を連絡し、承諾をいただきましたので早速部品の手配をします。


今回交換するプラグコードは元々ウル〇ラ製のシリ〇ーンパワープラグコードが装着されていましたが、






お客様のご意向によりN〇K製パワー〇ーブルをチョイスしました。


数日後、部品が入荷しましたので、早速修理を開始。






エンジン以外の機構に問題ないか一通りチェックしましたが、特に問題なし。


作業完了後に試運転を実施し、エンジンの吹き上がりは絶好調!また、排気温度警告灯も消灯!


これにて今回の修理は完了しました。


※【豆知識】


お車の排気温度警告灯が点灯した場合の対応


・速度を落として消えれば正常です。速度を落としても消えない場合は、安全な場所で停車して冷却します。


・排気系統が高温になっているので、枯草など燃えやすいものがないところで停車しましょう。


●警告灯の点灯は下記が考えられます。


・実際に排気温度が高い場合に警告灯が点灯


・排気温センサー又は、そのアンプの故障により警告灯が点灯


冷却後はエンジンをかけ、再び点灯したら異常がある可能性が高いので、早めに整備工場へ点検を依頼をされることをお勧めします。









お車の車検・整備・修理・点検・メンテナンスの事なら九州運輸局認証工場の当店までお気軽にご相談下さい!






〒861-0106
熊本市北区植木町豊田587-2
  有限会社 グレース大橋
 電話番号  096-272-0790
 FAX番号  096-272-1127
e-mail  ohhashi@violin.ocn.ne.jp



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Posted by 有限会社 グレース大橋 at 19:41【整備日誌】~エンジン編~