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Posted by おてもやん at

2015年11月07日

【整備日誌】トヨタ MR2 AW11 エンジン不調(高回転時の吹き上がりが悪い)及び”排気温度警告灯”の点灯

【整備日誌】

H元年式 トヨタ MR2 型式:E-AW11

エンジン型式:4A-GZE(スーパーチャージャー)

走行距離:132.000Km


今回は高回転時にエンジンの吹き上がりが悪い症状を抱えたMR2が入庫してまいりました。






当車両はエンジン不調のご依頼でしたので、直接お客様のご自宅まで引取に伺い、エンジン不調の状況をお客様に伺ってみると、高回転域でエンジン不調の症状が出る際、併せて「排気温度警告灯」が点灯するとのことでした。






4気筒のシリンダのうち1本が失火しているようでしたが、そのまま自走で工場まで帰社して整備をすることに。


自走テスト走行にて、確かにエンジンの吹き上がりが悪く、排気温度警告灯も点灯しています。


工場へ戻りエンジン不調の原因を診断してみると、1番の「プラグコード」及び「スパークプラグ(白金プラグ)」の不良であることが判明。






これにより1気筒未燃焼ガスが排気マニホールド内で燃焼してしまい触媒内の排気温度が上昇したことが原因で、触媒コンバーターに取り付けられた排気温度センサーが異常温度を検知し、警告灯を点灯させていたようです。


お客様へその旨を連絡し、承諾をいただきましたので早速部品の手配をします。


今回交換するプラグコードは元々ウル〇ラ製のシリ〇ーンパワープラグコードが装着されていましたが、






お客様のご意向によりN〇K製パワー〇ーブルをチョイスしました。


数日後、部品が入荷しましたので、早速修理を開始。






エンジン以外の機構に問題ないか一通りチェックしましたが、特に問題なし。


作業完了後に試運転を実施し、エンジンの吹き上がりは絶好調!また、排気温度警告灯も消灯!


これにて今回の修理は完了しました。


※【豆知識】


お車の排気温度警告灯が点灯した場合の対応


・速度を落として消えれば正常です。速度を落としても消えない場合は、安全な場所で停車して冷却します。


・排気系統が高温になっているので、枯草など燃えやすいものがないところで停車しましょう。


●警告灯の点灯は下記が考えられます。


・実際に排気温度が高い場合に警告灯が点灯


・排気温センサー又は、そのアンプの故障により警告灯が点灯


冷却後はエンジンをかけ、再び点灯したら異常がある可能性が高いので、早めに整備工場へ点検を依頼をされることをお勧めします。









お車の車検・整備・修理・点検・メンテナンスの事なら九州運輸局認証工場の当店までお気軽にご相談下さい!






〒861-0106
熊本市北区植木町豊田587-2
  有限会社 グレース大橋
 電話番号  096-272-0790
 FAX番号  096-272-1127
e-mail  ohhashi@violin.ocn.ne.jp



↓当工場の詳細はこちらから
http://www.shokokai.or.jp/43/4338510002/index.htm


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Posted by 有限会社 グレース大橋 at 19:41【整備日誌】~エンジン編~

2015年10月01日

【整備日誌】トヨタ エスティマ ACR30W ラジエータよりLLCの漏れ

【整備日誌】

H14年式 トヨタ エスティマ エンジン型式:2AZ

型式:TA-ACR30W 走行距離:134.000Km


今回は走行中にヒートゲージ(水温計)が上がるという症状を抱えたエスティマが入庫してまいりました。


早速、車両をお預かりに伺うと、車両の周辺よりLLC(不凍液)の臭いがプンプンします。


ボンネットを開けてみるとご覧のようにラジエータのアッパタンクから不凍液がダダ漏れの状態でした。
※今回は、幸いにも水漏れを起こした後早い段階での入庫だったため、”オーバーヒート”してエンジンが停止する事態は免れておりました。










まずはシリンダ圧縮圧を測定し異常なし。


今回の内容は少し高額な修理費用が必要な内容だったため、お客様へその旨をお伝えし修理見送り(車両の代替え)も選択肢として踏まえた上でどうされるか数日間ご検討をされた後、今回までは修理をお願いしますとのご連絡をいただきましたので、部品を取り寄せ作業を開始します。






※経験上、今回のような高額修理をした後、近い将来それ以外の故障箇所などが出てきた場合、”前回あれだけ費用をかけて修理したのだから今回も修理、毎回やってくる車検、そしてまた他の箇所が故障し、また修理”といったような現状維持をするため繰り返し修理の状況になり、後で振り返ってみると車両の現状維持の修理費用だけでも”中古車が購入出来るほどの修理費を費やしていた”などということもあり、結果”高額修理が出始めた時点で、早めに割り切って代替えしたほうが良かった”という場合がありますので、その旨をお話しさせていただきました。






ラジエータ関連以外にも、ラジエータのホース類(アッパホースは近年交換してありました)の寿命が近いため、併せて交換作業をします。


純正のラジエータの部品価格は43.000円程ですが、今回はお客様のご要望により、保証付きの社外品のラジエータ(純正の約1/2程の部品価格)を使用することとなりました。
※純正品はH27.9現在の部品価格






ラジエータの交換と同時にホースやホースバンドなどの子部品も併せて交換します。






ラジエータ裏に取付いている2つのクーリングファンモーターも点検し、現時点では異常なし。
※通常は同時交換をお勧めしておりますが、今回はご予算の都合上そのまま再使用します。






交換部品を組みあげた後、不凍液を入れ、”エアー抜き”作業をしながら、”魔の気泡”が出ない事で一安心していると。。。
※”魔の気泡”とは私が勝手に付けた呼び方で、経年やオーバーヒートなどが原因で微かにですが油を含んだ気泡が出続ける現象のことです。
一般的には”シリンダヘッドガスケット抜け”と言います。シリンダのガスがウォータージャケットへ漏れ、走行を重ねるほど悪化していき、徐々に気泡が増えて、冷却水がシリンダーへ混入し始めると排気ガスに水蒸気が多量に混じり、排気ガスが霧のように白くなってきます。そこまで進行しまうとウォーターハンマを引き起こし、少なくともピストンロッドやクランクのメタルにダメージを与えてしまい、最悪コンロッドが曲がってしまいう事態になってしまいます。


”魔の気泡”のことはさておき、この後試運転を実施し問題なし!


これにて今回の車検整備は完了しました。








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Posted by 有限会社 グレース大橋 at 18:40【整備日誌】~エンジン編~

2015年08月10日

【整備日誌】ニッサン セレナライダー C25 エンジン不調(ラジエータよりLLC漏れ)、その他

【修理日誌】

H19年式 ニッサン セレナライダー エンジン型式:MR20

型式:DBA-C25 走行距離:140.000Km


今回は信号待ちなどの車両停止時に、エンジン不調(ガタガタと異音がする)とエアコン不良(冷えず)の症状を抱えたセレナライダーが入庫してまいりました。


早速、整備工場へ車両を入れ診断を開始しようとすると。。。


LLC(不凍液)の臭いがプンプンします。


まずは不凍液漏れは確定となり






リザーバタンクを見ると、すでに空っぽです。






ラジエータのアッパタンクからは不凍液がダダ漏れ状態でした。
※今回は、幸いにも水漏れを起こした後早い段階での入庫だったため、”オーバーヒート”してエンジンが停止する事態は免れておりました。






今回の内容は少し高額な修理費用が必要な内容だったため、お客様へその旨をお伝えし修理見送り(車両の代替え)も選択肢として踏まえた上でどうされるか数日間ご検討をされた後、今回までは修理をお願いしますとのご連絡をいただきましたので、部品を取り寄せ作業を開始します。


※経験上、今回のような高額修理をした後、近い将来それ以外の故障箇所などが出てきた場合、”前回あれだけ費用をかけて修理したのだから今回も修理、毎回やってくる車検、そしてまた他の箇所が故障し、また修理”といったような現状維持をするため繰り返し修理の状況になり、後で振り返ってみると車両の現状維持の修理費用だけでも”中古車が購入出来るほどの修理費を費やしていた”などということもあり、結果”高額修理が出始めた時点で、早めに割り切って代替えしたほうが良かった”という場合がありますので、その旨をお話しさせていただきました。






ラジエータ関連以外にも、走行距離からスパークプラグの寿命が近いため、併せて交換作業をします。


スパークプラグ交換にあたり、インテークマニホ-ルドなどの補機部品を取外しが必要でしたが、






取外してみると、エンジンオイルの漏れ溜まりが。。。






案の定スパークプラグはエンジンオイルまみれの状態です。


エンジン本体はエンジンオイル漏れ等により、インテークマニホールドガスケット類やシリンダヘッドカバーガスケットなど一通りの消耗部品の交換が必要でした。






エンジン本体のガスケット類の交換が終わり、次はラジエータ本体を取外します。






純正のラジエータの部品価格は65.000円程ですが、今回はお客様のご要望により、保証付きの社外品のラジエータ(純正の1/3程の部品価格)を使用することとなりました。
※純正品はH27.8現在の部品価格


ラジエータの交換と同時にラジエータアッパホース&ロアホースやホースバンドなどの子部品も併せて交換します。






交換部品を組みあげた後、不凍液を入れ、”エアー抜き”作業をしながら、”魔の気泡”が出ない事で一安心していると。。。
※”魔の気泡”とは私が勝手に付けた呼び方で、経年やオーバーヒートなどが原因で微かにですが油を含んだ気泡が出続ける現象のことです。
一般的には”シリンダヘッドガスケット抜け”と言います。シリンダのガスがウォータージャケットへ漏れ、走行を重ねるほど悪化していき、徐々に気泡が増えて、冷却水がシリンダーへ混入し始めると排気ガスに水蒸気が多量に混じり、排気ガスが霧のように白くなってきます。そこまで進行しまうとウォーターハンマを引き起こし、少なくともピストンロッドやクランクのメタルにダメージを与えてしまい、最悪コンロッドが曲がってしまいう事態になってしまいます。


”魔の気泡”のことはさておき、”エアー抜き”作業中に順調に動いていた2つの”ラジエータクーリングファン”の片方(助手席側)が、突然ストップ!!


こちらの部品(クーリングファンモータ)の今回と同時期に寿命を迎えてしまったようです。


お客様へ状況報告し、追加作業となりました。


組上げたラジエータファンカバーを再度取外し、クーリングファンモータの両方を交換します。






こちらも社外品のクーリングファンモータが純正の部品価格の半値ほどでありましたので、そちらを使用することになりました。


現車のクーリングファンモータです。






クーリングファンモータを交換した後は、エンジン・エアコン共に正常に復帰し本来の状態を取り戻しました。






この後、試運転を実施し問題なし!


これにて今回の車検整備は完了しました。








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Posted by 有限会社 グレース大橋 at 20:15【整備日誌】~エンジン編~

2015年07月27日

【整備日誌】スズキ Keiワークス HN22S Vベルト切れ、クーラーコンプレッサーからのオイル漏れ

【整備日誌】

H18年式 スズキ Keiワークス

型式:TA-HN22S  走行距離:90.000Km


今回は「走行中に突然チャージランプが点灯した」という内容のKeiワークスが入庫してまいりました。






早速故障診断をしてみるとオルタネータ(発電機)を駆動させる役割を果たす”Vベルト”が切れてしまっておりました。






Vベルトの劣化及び消耗具合から推測して単にベルトが劣化して切れたのではなく、ベルト切れしてしまった原因は他にありました。






それはベルトが掛って駆動させている補機類のプーリーに発生している異常な”錆”が原因であることが判明。






今回のお客様は月に数回しかこちらのお車に乗られないため、風雨にさらされる駐車環境において徐々に”錆”が蓄積しベルトを削ってしまう”ヤスリ”のような状態になってしまってからです。


この状況で何の処置もせずに切れたベルトを交換したとしても、近いうちに再度ベルト切れを引き起こしてしまうため、補機類のプーリー交換とプーリーの”錆”取りを実施することが必要でしたので、その旨をお客様へ連絡。


修理の了承をいただきましたので、着工します。






オルタネータのプーリーへの”錆”が酷いため交換し、他のプーリーは付着した錆を磨く作業を行うため、フロントバンパを外してみると。。。


今回の故障内容とは別件であるクーラーコンプレッサーからのオイル漏れがありました。


この状態で、エアコンを使用するとコンプレッサーの潤滑不足により焼き付いてしまうため、再度お客様へ連絡をし、追加でコンプレッサーをリビルト品への交換することになりました。






コンプレッサーの抵抗を軽減し、内部の冷却と磨耗を防止し、冷却能力を発揮させる役割のコンプレッサーオイルですが、リビルト品のコンプレッサーへ交換した後、廻りに付着したコンプレッサーオイルをエンジンクリーナと高圧洗浄機で綺麗に洗浄します。










洗浄が終わり、骨格部に発生している”錆”を磨き、防錆塗料を塗布し、フロントバンパーを取付け試運転を実施し問題なし。


これにて今回の修理は完了しました!




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Posted by 有限会社 グレース大橋 at 21:14【整備日誌】~エンジン編~

2015年07月25日

【整備日誌】ダイハツ テリオスキッド J131G エンジン冷却水(LLC)の水温上昇

【整備日誌】

H13年式 ダイハツ テリオスキッド

型式:GF-J131G  走行距離:131.000Km


今回は「走行中に突然エアコンが熱風に変わり、メーター内の水温計が上昇していた」という内容のテリオスキッドが入庫してまいりました。


早速故障診断をしてみるとラジエータ内の冷却水(LLC)が入っておらず、リザーバタンク(予備タンク)も空っぽの状態でした。






LLCの漏れている箇所を調べてみると、ヒーターホース3ウェイ(ホースを分岐しているジョイント部)の3個中のうちの1個が折損しており、その部分からLLCが漏れていることが判明。






幸いにも工場に入庫される際に、早くに水温上昇に気付かれ近くのコンビニエンスストアで暫くエンジンを停止し、一旦エンジンを冷まして来られていたため、オーバーヒートは免れていました。


今回のヒーターホース3ウェイは新車装着時は樹脂製のジョイントが使用されていますが、経年劣化により今回のようにジョイントが折損してしまうため、金属製のジョイントへの交換する対策が取られていますが、3個のうち2個は金属製へ交換されていましたが、残りの1つがそのままの樹脂製ジョイントだったため折れてしまったようです。






折損したジョイントを取り除きます。






ホースバンドと併せて金属製のジョイントへと交換します。






ジョイント交換後はLLCの注入と”エアー抜き”をします。






”エアー抜き”をしながら他の箇所から水漏れがないかの確認をし、約30分間のエアー抜きは終了。


試運転を実施し問題なし。


これにて今回の修理は完了しました!




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Posted by 有限会社 グレース大橋 at 18:18【整備日誌】~エンジン編~

2015年07月14日

【整備日誌】ダイハツ ムーヴカスタムX[SA] LA150S 新車6ヶ月無料点検及びサービスキャンペーン

【整備日誌】

H27年式 ダイハツ ムーヴカスタムX[SA] エンジン型式:KF-VE

型式:DBA-LA150S 走行距離:3.000Km


今回は今年当店より新車をご成約をいただきました、ムーヴカスタムのお客様が新車6ヶ月無料点検にてご来店いただきました。






当車両は”サービスキャンペーン”の対象車両として指定箇所の改善対策を実施するようメーカーより案内を受けておりました。
※”サービスキャンペーン”とは、リコール届出や改善対策届出に該当しないような不具合で、商品性・品質の改善措置を行うことをいいます。


”サービスキャンペーン”の改善実施内容はホイールハウス(左後輪)への「防水処置」でしたので、新車6ヶ月無料点検後は自社鈑金工場にて改善処置をすることになりました。






鈑金部門では外装修理にてボデーシーラー(コーキング)塗布は頻繁に行う作業ですので、この程度の「防水処置」は朝飯前です(笑)






「防水処理」まで無事に完了しました。


さて、近年の環境規制の高まりから、車には高い省燃費性能が求められるようになっています。


自動車メーカーは車の様々な部分に省燃費技術を取り入れており、特にエンジンについては部品の材質や形状の改善による軽量化や摩擦低減が行なわれています。


その中の重要な要素の一つとしてオイルの低粘度化があげられます。


0W-20オイルが推奨となっているエンジンは、燃費向上を目的として粘度の低いオイルを使用しても摩耗や破損がおきないように設計さ れています。


よって、0W-20オイルを使用することにより、最高のエンジンパフォーマンスが発揮されます。




※ただし、0W-20オイルを0W-20推奨車以外に使用すると、エンジントラブルが発生する危険性があるので推奨車以外での使用はなさらないでください。


低粘度オイル0W-20は、他のオイルと何がちがうの?






低粘度オイルは、粘りが少なく"さらさら"なオイルです。






自動車メーカの指定するエンジンオイル交換の時期については国産車の場合


 ・ターボのないエンジンで10,000kmごとに交換
 ・ターボエンジンで5000kmごとに交換


と指定されることが一般的です。


エンジンオイルを交換するときは、同様の性能を持ったエンジンオイルを使用しましょう。


エンジンの性能を維持する上で一般的には、車の種類にかかわらず5000km走行ごとのエンジンオイル交換が無難です。








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Posted by 有限会社 グレース大橋 at 20:08【整備日誌】~エンジン編~

2015年07月02日

【整備日誌】トヨタ シエンタ NCP81G 冷間時のエンジン異音

【整備日誌】

H16年式 トヨタ シエンタ  エンジン型式:1NZ

型式:UA-NCP81G  走行距離:75.000Km


今回はエンジン冷間時に「ガラガラガラ」と異音がするシエンタが入庫してまいりました。


エンジン異音の原因は当エンジンの特徴であるDVVT(可変バルブタイミング機構)において、エンジンオイルの油路を切り替える役割を果たすOCV(カムシャフトオイルコントロールバルブ)の作動不良とエンジンフラッシングが必要でした。






※今回はOCVが完全に悪くなる手前でしたが、オイルコントロールバルブが完全に悪くなるとVVTの効果(低速・高速回転域の出力アップおよび燃費向上)がなくなり、エンジン性能および燃費が少しダウンしてしまいます。






部品交換とエンジンフラッシングを実施し、冷間時のエンジン異音は解消。


と思ったのも束の間!


何とエンジンの裏側よりエンジンオイル漏れがあることが判明。


エンジンオイルが漏れている箇所はエンジンの裏側のタイミングチェーンカバーとシリンダヘッドの継ぎ目の部分で写真撮影が困難な場所になります。


※写真はシリンダヘッドカバーとタイミングチェーンカバーを外しています。




こちらがシリンダヘッドカバーです。






2つのカムシャフトの手前(右側)がDVVT機構となります。






タイミングチェーンケースを綺麗に清掃し、オイルシールやOリング等は新品へ交換






エンジンオイル漏れの処置(漏れている箇所へ液状ガスケットを塗布)を実施し事前に取り外した部品を組み立てます。






作業終了後、エンジンオイル漏れは解消!



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Posted by 有限会社 グレース大橋 at 21:00【整備日誌】~エンジン編~

2015年07月01日

【整備日誌】ホンダ ライフ JB1 タイミングベルト交換

【整備日誌】

H13年式 ホンダ ライフ  エンジン型式:E07Z

型式:GF-JB1  走行距離:109.000Km


今回はライフのタイミングベルト交換のご依頼をいただきました。






通常、国産車においてタイミングベルトという部品は10万キロ走行で交換してください。とメーカーが指定している定期交換部品の一つです。


タイミングベルトとは?
エンジンの動作周期の中で「点火」や「バルブの開閉」等々が適切な時期に起きるようにするために、クランクシャフトとカムシャフトの回転周期を一致させる役割を果たしているベルトのことです。カムシャフトとクランクシャフトの回転を同期させるために、滑りのない、歯が付いたコグドベルトが使用されています。


エンジン動作中にこのタイミングベルトが破損(ベルトが延びてコマ飛びした場合も同じ)してしまうと、バルブとピストンが衝突するなど深刻な損傷(エンジン故障)に繋がる恐れがあります。







軽自動車を中心にFF車のエンジン整備を実施する際に毎度思うことですが、「作業スペースが狭い車が多すぎ」です(困)






余談ですが、当車両のE07Zエンジンはエンジンの回転方向が他メーカーとは逆回転です。


何台整備を経験してもクランクプーリーのボルトが緩まない時など、この車逆ネジではないかと自問自答してしまいます!


勿論どれも正ネジですが(笑)


それはさておき、毎度タイミングベルトを交換する際お客様へご提案することがあります。


それは10万Kmごとにしか開けないタイミングカバーを外す場合には、タイミングベルトのみならず、タイミングテンショナー・アイドルプーリー・ウォータポンプ・カムシャフトオイルシール・クランクシャフトオイルシールなどの消耗部品を同時交換されることをお勧めします。


せっかくタイミングベルトを交換しても、しばらくしてウォータポンプのベアリングから異音や水漏れ・オイルシールからのオイル漏れなどの症状が出た場合には、せっかくお支払いされた作業工賃が再び必要となり余計出費が増えてしまいます。


滅多に外すことの無い箇所ですので、何度も同じ場所を整備しなくても良いようこの機会にタイミングベルト廻りの消耗交換部品は全て交換されることをお勧めします。










エンジン内部の冷却水であるLLC(不凍液)を循環させる役割を果たすウォータポンプも10万Km以上使用すると、冷却水漏れやベアリングの異音など思わぬトラブルを招くリスクがあります。






タイミングベルト交換作業終了後、エンジンの作動状態は問題なし!


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Posted by 有限会社 グレース大橋 at 20:33【整備日誌】~エンジン編~

2015年06月23日

【整備日誌】フォルクスワーゲン ニュービートル 9CAZJ エンジンオイル警告灯点灯

【整備日誌】

H20年式 VW ニュービートル  エンジン型式:AZJ

型式:ABA-9CAZJ  走行距離:57.000Km


今回はエンジンオイル警告灯が点灯したニュービートルご依頼をいただきました。


中古車で購入され、今年の3月に同じくエンジンオイル警告灯が点灯した際、エンジンオイルとオイルエレメント交換を実施され、約3ヶ月(走行1.200Km)にて再び警告灯が点灯したとのことでした。






エンジンオイルのレベルゲージにてエンジンオイルの量を確認してみると下限まで減少しています。


エンジン廻りの点検を実施し、エンジンオイルの漏れ等はありません。


排気ガスからのオイル煙などもありません。


減少したエンジンオイルを規定量継足し警告灯は消灯。
※約0.6リッター


「結論」


当エンジンの特徴というと語弊があるかもしれませんが、エンジン外部への漏れなど無い状態でも1.000Kmオーバー程度使用するとエンジンオイルは減少していきます。


1000キロで1リッター減少までは正常の範囲です。


漏れがなくてもシリンダ内部で燃焼していきエンジンオイルは自然と減少していきます。


警告灯が点灯なくても、毎週エンジンオイル量のチェックをして下さい。


当内容は日本車ではあまり当てはまらない内容です。
※如何に国産車の技術が素晴らしいかということですが(笑)


これも輸入車の楽しみの一つです。


もしそれが気になられるようでしたら、〇コーズの添加剤で「〇〇〇コート」がお勧めです。


本来は漏れ止め剤なのですが、エンジンオイルの消費を抑えるとこが期待できます。


お客様へはこういった内容でお話をし、以後エンジンオイルの定期チェックをお願いし、ご納得いただきました。





これにて今回のご依頼の件は終了しました。








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〒861-0106
熊本市北区植木町豊田587-2
   九州運輸局認証工場
  有限会社 グレース大橋
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 FAX番号  096-272-1127
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Posted by 有限会社 グレース大橋 at 19:20【整備日誌】~エンジン編~

2015年06月10日

【整備日誌】ダイハツ ムーヴ L900S エンジン異音

【整備日誌】

H14年式 ダイハツ ムーヴ  エンジン型式:EF-VE

型式:UA-L900S  走行距離:131.000Km


今回はエンジンより異音がするムーヴが入庫してまいりました。






早速、状況確認をするためにエンジンを始動してみるとしばらくしてメーター内の油圧警告灯が点灯






エンジンからは”カタカタカタ.....”と異音がしています。


一旦エンジンを停止させ、エンジンオイルの量を確認するためオイルレベルゲージでオイル量を確認してみると....


レベルゲージにオイルが付きません(測定不能)






車内にラベルで貼り付けてある次回エンジンオイル交換時期を示す走行距離から12.000Km近くオーバーしていました。


よって今回の異音の原因はエンジンオイル量減少による潤滑不足ということが判明。
※ピストンやコンロッドメタルが焼付いてしまう手前の段階


お客様に状況を説明すると、当車両は今月が車検時期のため修理は見送られ新車への代替えを検討されるとのことでした。


エンジンオイルは人間でいうところの『血液』のようなものです。


血液ドロドロの状態を放置すると病気へ発展してしまうのと同じで、車もエンジンオイルの定期的なメンテナンス(一定サイクルにて交換)をやってあげないと思わぬ病気を引き起こしてしまいます。


自動車メーカの指定するエンジンオイル交換の時期については国産車の場合


 ・ターボのないエンジンで10,000kmごとに交換
 ・ターボエンジンで5000kmごとに交換


と指定されることが一般的です。


エンジンオイルを交換するときは、同様の性能を持ったエンジンオイルを使用しましょう。


エンジンの性能を維持する上で一般的には、車の種類にかかわらず5000km走行ごとのエンジンオイル交換が無難です。






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Posted by 有限会社 グレース大橋 at 18:58【整備日誌】~エンジン編~