2015年07月01日
【整備日誌】ホンダ ライフ JB1 タイミングベルト交換
【整備日誌】
H13年式 ホンダ ライフ エンジン型式:E07Z
型式:GF-JB1 走行距離:109.000Km
今回はライフのタイミングベルト交換のご依頼をいただきました。
通常、国産車においてタイミングベルトという部品は10万キロ走行で交換してください。とメーカーが指定している定期交換部品の一つです。
タイミングベルトとは?
エンジンの動作周期の中で「点火」や「バルブの開閉」等々が適切な時期に起きるようにするために、クランクシャフトとカムシャフトの回転周期を一致させる役割を果たしているベルトのことです。カムシャフトとクランクシャフトの回転を同期させるために、滑りのない、歯が付いたコグドベルトが使用されています。
エンジン動作中にこのタイミングベルトが破損(ベルトが延びてコマ飛びした場合も同じ)してしまうと、バルブとピストンが衝突するなど深刻な損傷(エンジン故障)に繋がる恐れがあります。
軽自動車を中心にFF車のエンジン整備を実施する際に毎度思うことですが、「作業スペースが狭い車が多すぎ」です(困)
余談ですが、当車両のE07Zエンジンはエンジンの回転方向が他メーカーとは逆回転です。
何台整備を経験してもクランクプーリーのボルトが緩まない時など、この車逆ネジではないかと自問自答してしまいます!
勿論どれも正ネジですが(笑)
それはさておき、毎度タイミングベルトを交換する際お客様へご提案することがあります。
それは10万Kmごとにしか開けないタイミングカバーを外す場合には、タイミングベルトのみならず、タイミングテンショナー・アイドルプーリー・ウォータポンプ・カムシャフトオイルシール・クランクシャフトオイルシールなどの消耗部品を同時交換されることをお勧めします。
せっかくタイミングベルトを交換しても、しばらくしてウォータポンプのベアリングから異音や水漏れ・オイルシールからのオイル漏れなどの症状が出た場合には、せっかくお支払いされた作業工賃が再び必要となり余計出費が増えてしまいます。
滅多に外すことの無い箇所ですので、何度も同じ場所を整備しなくても良いようこの機会にタイミングベルト廻りの消耗交換部品は全て交換されることをお勧めします。
エンジン内部の冷却水であるLLC(不凍液)を循環させる役割を果たすウォータポンプも10万Km以上使用すると、冷却水漏れやベアリングの異音など思わぬトラブルを招くリスクがあります。
タイミングベルト交換作業終了後、エンジンの作動状態は問題なし!
これにて今回の修理は完了しました。
お車の車検・整備・修理・点検・メンテナンスの事なら九州運輸局認証工場の当店までお気軽にご相談下さい!
〒861-0106
熊本市北区植木町豊田587-2
九州運輸局認証工場
有限会社 グレース大橋
電話番号 096-272-0790
FAX番号 096-272-1127
e-mail ohhashi@violin.ocn.ne.jp
↓当工場の詳細はこちらから
http://www.shokokai.or.jp/43/4338510002/index.htm
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H13年式 ホンダ ライフ エンジン型式:E07Z
型式:GF-JB1 走行距離:109.000Km
今回はライフのタイミングベルト交換のご依頼をいただきました。
通常、国産車においてタイミングベルトという部品は10万キロ走行で交換してください。とメーカーが指定している定期交換部品の一つです。
タイミングベルトとは?
エンジンの動作周期の中で「点火」や「バルブの開閉」等々が適切な時期に起きるようにするために、クランクシャフトとカムシャフトの回転周期を一致させる役割を果たしているベルトのことです。カムシャフトとクランクシャフトの回転を同期させるために、滑りのない、歯が付いたコグドベルトが使用されています。
エンジン動作中にこのタイミングベルトが破損(ベルトが延びてコマ飛びした場合も同じ)してしまうと、バルブとピストンが衝突するなど深刻な損傷(エンジン故障)に繋がる恐れがあります。
軽自動車を中心にFF車のエンジン整備を実施する際に毎度思うことですが、「作業スペースが狭い車が多すぎ」です(困)
余談ですが、当車両のE07Zエンジンはエンジンの回転方向が他メーカーとは逆回転です。
何台整備を経験してもクランクプーリーのボルトが緩まない時など、この車逆ネジではないかと自問自答してしまいます!
勿論どれも正ネジですが(笑)
それはさておき、毎度タイミングベルトを交換する際お客様へご提案することがあります。
それは10万Kmごとにしか開けないタイミングカバーを外す場合には、タイミングベルトのみならず、タイミングテンショナー・アイドルプーリー・ウォータポンプ・カムシャフトオイルシール・クランクシャフトオイルシールなどの消耗部品を同時交換されることをお勧めします。
せっかくタイミングベルトを交換しても、しばらくしてウォータポンプのベアリングから異音や水漏れ・オイルシールからのオイル漏れなどの症状が出た場合には、せっかくお支払いされた作業工賃が再び必要となり余計出費が増えてしまいます。
滅多に外すことの無い箇所ですので、何度も同じ場所を整備しなくても良いようこの機会にタイミングベルト廻りの消耗交換部品は全て交換されることをお勧めします。
エンジン内部の冷却水であるLLC(不凍液)を循環させる役割を果たすウォータポンプも10万Km以上使用すると、冷却水漏れやベアリングの異音など思わぬトラブルを招くリスクがあります。
タイミングベルト交換作業終了後、エンジンの作動状態は問題なし!
これにて今回の修理は完了しました。
お車の車検・整備・修理・点検・メンテナンスの事なら九州運輸局認証工場の当店までお気軽にご相談下さい!
〒861-0106
熊本市北区植木町豊田587-2
九州運輸局認証工場
有限会社 グレース大橋
電話番号 096-272-0790
FAX番号 096-272-1127
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Posted by 有限会社 グレース大橋 at 20:33
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