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Posted by おてもやん at

2015年03月30日

【修理日誌】 H15年式 ムーヴカスタム L152S(オーバーヒート)

【修理日誌】

H15年式 ダイハツ ムーヴカスタム

型式:UA-L152S 走行距離:113.000Km



ご依頼内容:オーバーヒート




今回はオーバーヒートをしたムーヴカスタムが入庫してまいりました。











オーバーヒートした原因は、エンジンの冷却水であるLLC(不凍液)が、ラジエータアッパタンクとコアの継ぎ目の部分から漏れ出して、エンジンの冷却が出来なかった事で発生しておりました。









心配なのはオーバーヒートによる想定外の熱の影響によりシリンダヘッドが歪んでいないかどうかです。




万一シリンダヘッドに歪みがでてしまうと、エンジンの心臓部であるシリンダ(燃焼室)の圧縮圧力が低下してしまうことです。





そうなるとシリンダヘッドの面の研磨をしないといけなくなり、修理費用も高額になってしまいます。




シリンダ圧縮圧力を専用のコンプレッションテスターを使用して、4気筒全てのシリンダを計測しましたが、幸いにもシリンダ圧縮圧力は全て正常の範囲内でした。



シリンダ圧縮圧力(JB-DETエンジン)
標準 1.079-400 MPa-rpm
限度 0.785-400 MPa-rpm
※サービスデータより抜粋




ということでLLC(不凍液)が漏れているラジエータの交換となります。




お客様へ状況報告と修理内容のお話をさせて頂いた結果、修理費用を抑えたいとのお客様のご意向でしたので、今回は純正品ではなく社外品のラジエータを使用して修理を実施することとなりました。




※ちなみに純正のラジエータの定価は76.400円(2015.3.30時点)です。




ラジエータをエンジンルームから取外します。












付属部品であるアッパ&ロアホース・アウトレットホース(ターボタービン冷却用のホース)・オートマオイルクーラーホース(IN&OUT)・ラジエータキャップ・各ホースバンド・ドレンコックOリングも経年により同時交換します。












社外品のラジエータの写真を取り忘れていましたので、そのメーカーのイメージ写真がこちらです。













交換後にスーパーLLC(高防錆タイプの不凍液)を入れ、完全にエア抜きをして試運転を実施した結果問題なし。












これにて今回の修理は完了しました!











お車の車検・整備・修理・点検・メンテナンスの事なら九州運輸局認証工場の当店までお気軽にご相談下さい!






〒861-0106
熊本市北区植木町豊田587-2
  有限会社 グレース大橋
 電話番号  096-272-0790
 FAX番号  096-272-1127
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Posted by 有限会社 グレース大橋 at 18:59Comments(0)【整備日誌】~エンジン編~