2015年07月07日
【整備日誌】ダイハツ ムーヴ L175S エアコン不良(車両停止時にエアコン冷えず)
【整備日誌】
H19年式 ダイハツ ムーヴ エンジン型式:KF
型式:DBA-L175S 走行距離:116.000Km
今回は「走行中はエアコンが冷えるが、信号待ちなどの停止時には冷えなくなる」という症状があるムーヴのが入庫してまいりました。

早速、故障箇所を診断してみるとラジエータとクーラーコンデンサを強制的に冷却する役割の”電動ファンモーター”が全く作動していない事が判明。

よって走行時は走行風によりラジエータ及びクーラーコンデンサを冷却出来るものの、車両停止時には冷却が出来なくなるため、クーラーガスを冷却できず、結果エアコンが冷えなくなるということになります。
今回の車両のように”電動ファン”が作動しない状態で長距離走行やノロノロ運転が続くような走行をしてしまうとエアコンが冷えない状態に加え、LLC(不凍液)の冷却も追いつかなくなり、オーバーヒートに繋がる可能性があります。
早速部品を取り寄せ作業開始です。
毎度の事ですが、近年の車両はエンジンルームが狭く、ラジーエタ及びクーラーコンデンサが取り付いた状態では、ファンカバーを取り出すスペースがないため、フロントバンパ・リーンホースメント・ラジエータサポートアッパなどの骨格部品を取り外す必要があります。


前述の作業により”電動ファンモータ”が取り付いているラジエータファンカバーの取外しが完了。
今回交換する部品がこちら(当車両は電動ファンモーターのみの部品供給は不可でした)

部品交換が終わり、事前に取り外した部品を組み立てた後は”電動ファンモーター”は正常に作動するようになりました。
作動を確認した後は、事前に抜き取っていたLLC(不凍液)を充填します。

当車両のLLCは高防錆力タイプが指定となっておりますので、同じものを充填します。
※高防錆力タイプのLLCの事を”スーパーLLC(クーラント)”とも言います。
充填する際は”エアー抜き”作業が必要となりますので、エンジンが完全暖気をして電動ファンが数回作動するまで待ちます。

LLCの”エアー抜き”作業が終わり、試運転を実施し問題なし!これにて今回の修理は完了しました。
お車の車検・整備・修理・点検・メンテナンスの事なら九州運輸局認証工場の当店までお気軽にご相談下さい!
〒861-0106
熊本市北区植木町豊田587-2
九州運輸局認証工場
有限会社 グレース大橋
電話番号 096-272-0790
FAX番号 096-272-1127
e-mail ohhashi@violin.ocn.ne.jp
↓当工場の詳細はこちらから
http://www.shokokai.or.jp/43/4338510002/index.htm
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H19年式 ダイハツ ムーヴ エンジン型式:KF
型式:DBA-L175S 走行距離:116.000Km
今回は「走行中はエアコンが冷えるが、信号待ちなどの停止時には冷えなくなる」という症状があるムーヴのが入庫してまいりました。

早速、故障箇所を診断してみるとラジエータとクーラーコンデンサを強制的に冷却する役割の”電動ファンモーター”が全く作動していない事が判明。

よって走行時は走行風によりラジエータ及びクーラーコンデンサを冷却出来るものの、車両停止時には冷却が出来なくなるため、クーラーガスを冷却できず、結果エアコンが冷えなくなるということになります。
今回の車両のように”電動ファン”が作動しない状態で長距離走行やノロノロ運転が続くような走行をしてしまうとエアコンが冷えない状態に加え、LLC(不凍液)の冷却も追いつかなくなり、オーバーヒートに繋がる可能性があります。
早速部品を取り寄せ作業開始です。
毎度の事ですが、近年の車両はエンジンルームが狭く、ラジーエタ及びクーラーコンデンサが取り付いた状態では、ファンカバーを取り出すスペースがないため、フロントバンパ・リーンホースメント・ラジエータサポートアッパなどの骨格部品を取り外す必要があります。


前述の作業により”電動ファンモータ”が取り付いているラジエータファンカバーの取外しが完了。
今回交換する部品がこちら(当車両は電動ファンモーターのみの部品供給は不可でした)

部品交換が終わり、事前に取り外した部品を組み立てた後は”電動ファンモーター”は正常に作動するようになりました。
作動を確認した後は、事前に抜き取っていたLLC(不凍液)を充填します。

当車両のLLCは高防錆力タイプが指定となっておりますので、同じものを充填します。
※高防錆力タイプのLLCの事を”スーパーLLC(クーラント)”とも言います。
充填する際は”エアー抜き”作業が必要となりますので、エンジンが完全暖気をして電動ファンが数回作動するまで待ちます。

LLCの”エアー抜き”作業が終わり、試運転を実施し問題なし!これにて今回の修理は完了しました。
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Posted by 有限会社 グレース大橋 at
19:43
│【整備日誌】~電装編~